泣ける本

「社長の本読んで、テルヒがワーワー泣いてるよー」
先週の帰りがけ、企画部長がゲラゲラ笑いながら報告にきた。
見にいくと ホント デザイナーが長編物語最終巻
『ダヤン タシルへ帰る』を読みながら、
滂沱の涙を流している。
「何度読んでも泣けるっす」
彼女はこの本の一番最初の読者でもある。
なにしろ見本が刷り上ってきたとき、真っ先に読んでいたもん。
うちの娘は子どもの頃『ダヤンのおいしい夢』を読んで泣いていた。
つい最近も『ねこ話』を読んで泣いたと言っていたけど、
これを読んで泣くのはたぶん舞子だけ。
懐かしい思い出がいっぱいつまっているからね。
自分の本を読んで泣いてくれる人がいるってうれしいものだ。
記憶では私がもっとも泣いた本は『椿姫』で、
この間古本屋で売っていたので つい買ってみた。
きのう 読み終わったけれど、まったく泣けないのはなぜ?
若かったからかな?
それともリアリティにかけるから?
むしろアルマンにいらいらしてしまう。
最近は漫画の『リアル』で泣いた。
泣くツボも年とともに変わってくるねー。
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3 Responses to “泣ける本”

  1. ゆぃ より:

    私は、あまり本を読んで泣いたりしないけど、ぐっと来ることはよくあります。
    自分の作品で涙をながしてくれるのって、うれしいですよね(>_<)
    わたしも、そんな作品が作れるようにがんばりたいです*

  2. 企画部長umm より:

    そうそう!
    あれは笑えたね。
    テルヒはうひゃうひゃ泣いてるのに
    私達はげらげら笑ってた。

  3. ななし より:

    私も「ダヤンのおいしいゆめ」では泣きました。ばくがかわいそうで泣き、ばくからの手紙でまた泣きました。

    「ダヤン、タシルへ帰る」でも泣きました。
    バニラが空に広がるヨールカの祭りの情景を見て
    「お兄ちゃんもダヤンも死んじゃったんだ・・・あたしもいくからね」と呟くシーンで
    号泣です。
    あの小さなバニラが死というものをちゃんととらえていることに心が打たれました。
    他にも池田先生の本で何度泣かされたかわかりません。
    と同時に、何度ほほえませてもらったかわかりません。

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