シオドキ

なにかを始めたり終えたりするにはしおどきがある。
絵もそうで、私はついつい絵を描き終えるしおどきに気付かず
くどくど 描きつづけてしまう。
この間 鶴瀬の工房で描いているとき
妹が出かけ際に見に来て
「ああ、もうその辺でやめなよ。
どうもあっこちゃんはやりすぎちゃうから。
自分の部屋にもどりなよ」
うーん、もっと塗りこみたいのに。
昨日だって、描きかけの雪の絵を見て
「今の色がきれいだからねー。
あんまりくどくしないで・・
ホントに執念深いんだから・・」
と心配していた。
前にラジオで言ってたけど
「さきいかを食べるとき いつ飲み込んでいいのか分からない」
だって。
笑っちゃうけど、絵もさきいかも
どこでおしまいっていう決まりはないからねー。
ずっと気合を入れて、描いてきた新作絵本の絵
残すところ あと一枚。
ボルネオに出発する前になんとか仕上がりそうで ほっ。
いい絵本になりますように。
takotako.jpg

2 Responses to “シオドキ”

  1. ちか より:

    「もうこのへんで・・・」加減が難しいところですよね。
    ちなみにサキイカは味がなくなるまでのみこみません!

  2. ゆぃ より:

    新作絵本楽しみー(^^)
    たしかにしおどきは決めるのは、難しい時がありますよね、
    だけど夢中で描いている絵だからこそ、あきこ先生の絵はすてきなんでしょう**

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