座業の秋

さて浮かれた夏は終わり、落ち着きの秋がやってきて、私は又座り仕事に戻りました。新作の表紙はメゾチントに挑戦。版画家の加藤さんがパリに行っている間に私は教わったやり方でコシコシ銅版を磨いて白を出していきます。磨くのは大変だけど一度やってみたかったメゾチント。苦労はなんでもなくって楽しい。けっこう磨いたから黒の中からもやもやもやーって白が浮いてくるはず。うまくいっているはず。私の絵に合ってるはず。
だけど版画っていうのは刷ってみないと分からないってとこがなんだね。早く加藤さん帰ってこないかしら。版画が始まると私は大船通いです。何しろアトリエにはなんの道具もないから加藤さんにすべて頼りっぱなし。これじゃ版画家とはいえないね。いえないけどいいの。半版画家ってことで。
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4 Responses to “座業の秋”

  1. ハッケミィ より:

    (=^・^=)メゾチントとは…なんぞや?と思って
    ちょっと辞書検索などしてみましたら
    いやいや…なんだかすごく細かい作業なんですねー
    ダヤンも眼鏡をかけて、真剣そのものですね?

  2. ダヤン? より:

    こんばんわ、今日のニュースです。
    今日、北海道に住むダヤン?(12歳)にラッキーなことがありました。
    なんと、MOEに応募していた、プレゼントが当たっていたんです!!!!!!!!!
    クジ運が悪い私的には、と?????ってもうれしいニュースでした。
     現場から、ダヤン?がお伝えしました。

  3. 匿名 より:

    なんだか急に涼しくなりましたね。大阪でこんなだったらダヤン?ちゃんの北海道は寒いくらい?あきこ先生のメゾチント順調でしょうか?今週末は三連休なのでゆっくりダヤンの本&グッズを見に行きます!ワク×2
    (*^?’)ノ

  4. どんどんママ より:

    実は私も銅版画をやっているのですが、メゾチントは手も腕も肩も凝ります。腱鞘炎になるんではないかと思う時もありました。でもあの黒の中に白を作っていくのがなんともニュアンスがあってよいのです。ダヤンのメゾチント楽しみにしています!!

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