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革製品はわちふぃーるどの要商品です。わちふぃーるどの出発点が革のメーカーだったからです。 お財布やペンケース、アクセサリーなどの革小物からバックまで多くの革製品が、埼玉県の鶴瀬にある 自社工房で作られています。
今回は一個の「ポーチ」ができるまで工程と工房の様子をウォッチングしてきました。
カフェ柄シリーズの特徴
なんといってもダイナミックに染めれられたダヤンの絵柄がポイントです。
この絵柄の部分の染色は、型押しした部分を染料で少しずつボカシながら染めていきます。
また、このボカシ染めは、革の表面が染料のみで染色した革でないと染められない為、表面の 顔料、ウレタンコーティングは一切されません。染料を絵柄以外の部分に付け過ぎないように染めるには、 熟練された高度の技術が必要です。染色した後は、絵柄部分にワックスをかけ、傷を防ぐ為に薄く ウレタンコーティングをしてから仕立てます。
そして最後にひとつひとつ磨いて仕上げます。
*DBやNDシリーズの革は、最初から細かい傷を隠し、色むらを無くす為に顔料を吹き付け、 さらに傷をつきにくくする為に表面にウレタンコーティングしてあります。
職人Nさん作
道具入れ。
今回は革工房長の
iさんにお話をお聞きしました。
油圧プレスで革を裁断する。
裁断した革に特製の版を使い、
油圧プレスで絵柄の型押しをする。
型押しをし、浮き出た部分をアルコール染料で少しずつボカシながらそめる。指先の加減が難しい!
へりかえしたり、薄くしたい部分を革漉き機で漉く。昔は職人が包丁で薄く漉いていたといいます。
ファスナーをつける。
ミシンがけ。
ひっくりかえし、裏布をつけて、
はい、出来上がり!
傷がないか?汚れがないか?ほつれがないか?
きびしい目でチェック!チェック!チェック!
出来上がった革小物は箪笥の中に収納。
商品管理センターにはたくさんの箪笥が並んでいます!
・・・革のお手入れ方法・・・
普段のお手入れは、乾いた布で乾拭きし、 時々革専用クリームやハンドクリーム(ニベアなど) もしくはヘアリンスを薄くのばして塗り、ストッキング等でつやが出るまで磨いて下さい。 雨に濡れた時は、必ず陰干し後、普段のお手入れを行って下さい。
一つの製品ができるまでに、革本来の風合いを生かし、職人の手作業がふんだんに取り入れられ、 ひとつひとつ丁寧に仕上げられているのですね。また、工房では、お買い上げいただいた商品の ファスナー交換や糸のほつれなどの修理もお受けしております。
長く使えば使うほど革に深みが出てきますよ。
iさんからの
ひとこと
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