« 2005年12月 | メイン | 2006年02月 »
2006年01月のアーカイブ
横浜のナイスに行った。もう26年続いている革製品の店でずっとわちふぃーるどの製品を置いてくれている。昔は材料も売っていてダヤンが出る前からのおつきあいだ。
そのお店が一月末(今日!)で閉店なので歴代の店長が集まるということになり、私も声を掛けてもらった。店はお客さんで賑わっていて皆残念がっていた。
手作りの皮にこだわってこつこつ作っている人たちを大事にしているお店がなくなるのは本当に残念。
(平塚、茅ヶ崎、静岡のナイスはまだ続いてます)
ナイスばかりでなくうちもそうだけど、風変わりで独特の個性をもつ店舗がこの頃敬遠される傾向にある。
チェーン展開をしていく大きな店ばかりになっていくのはつまらないよね。
商店街がさびれていくことやビルが皆同じようになっていくことは長い目で見るととても惜しいことだ。
なんてったって商売は文化だから、26年かけてナイスさんも横浜で人の心に残る文化を作って来たということ。
うちもこだわった物づくりを忘れず文化に貢献するつもりでがんばります!
毎日毎日彫りに彫っている。
すべての絵を白と黒に置き換えていくのは難しいけど、面白いといえばこんなに面白いことはない。
もう家に帰ってテレビを見ていても人物などを白と黒に置き換えている。
だんだん慣れてきていてもどうしたらいいかパニックになることもある。
それでガシガシ闇雲に彫って、案外思わぬ効果があがったりもする。
ニードルのようなクレイボード専用の刀の他に皮版画で使っている彫刻刀も使うようになった。
うまくいっている・・と思う。もう三分の一を越えた。
来週は折り返し地点だ。なんとか間に合うといいが。
終わると手は刀を持ったまま固くなり、顔は鬚がはえたようにくわんくわんになっている。
綿のように疲れ、毎日夢も見ずに眠る。
早く終われ!と思うと共にいつまでも終わるな!と思う。
美容院に行くのは密かに好きだ。ちやほやされつつ公然と本が読めるからね。雑誌は苦手なのでいつも単行本を持っていくのだけど行きつけの美容院が漫画を置くようになった。
そこで読んだ「リアル」のなんとすばらしいことか。井上雄彦の絵は「バガボンド」でもすごかったけど、これはストーリーも登場人物もいい。あさのあつこの「バッテリー」を思わせる意地とプライドのある若者たち。漫画もここまで来たかって感じ。みなさん、どんどんいい漫画を読みましょう。
そしていい音楽も聞こう!このブログで紹介してきた「タシル 風バンド」のインターネットリリースが始まりました。1月は無料でダウンロードできるそうです。「くり子」で検索をかけると出てきます。http://www.mf247.jp/だよ。