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2006年06月のアーカイブ
朝、枕の下でなにかがモゾモゾってするので起きたら、なんとヘビ!ちっちゃいけどけっこう長いヤマガカシ。キャーッって叫んだ後、思わずしっぽをつかまえた。ぎっくり腰の夫がわざわざ二階にビンを取りにいってそれに入れた。しばしビンの中のヘビを観察、スケッチ。出る前に逃がしてやったけどうちのまわりにはけっこうヘビがいて、前にもヘビを見つけて植え込みに逃げようとするのをつかまえたことがある。ぐにぐにするのを持ってたら「いやだ!ヘビ!この奥さんヘビ持ってる」と通りがかりのおばあさんがそう叫ぶやすごい勢いで駆け出して去っていった。これ、蓼科ではなく自宅での話です。もう蓼科からは帰ってきました。仕事はうまく進んだので仕上がりを乞うご期待。6巻を秋までに仕上げることをヘビに誓います。
「路地の本」の取材で水天宮に行った。大安戌の日だからして地下鉄の駅から次々に妊婦さんが現われてくる。ひとりの妊婦さんに夫や母親、姉妹と平均ふたりくらいづつのつきそいつきで、いきおい長くなる列に「少子化なんて誰が言ってるの?」と妊婦さんの声。日本まだまだ大丈夫かもとちょっとほっとして妊婦さんを堪能した後は人形町をぶらぶら。いやー、人形町は大人の街だね。つづら屋に三味線屋、末広屋に足袋屋。名のとおり人形焼屋も多いけど、編集者お勧めの戦車や大砲、兜まである「戦時焼き」が面白くてつい買っちゃいました。夕方風情ある路地をスケッチしてたら、通りに黒塗りのハイヤーが止まっては背広姿の男たちが路地の地味なのれんをくぐっていく。中ではどんな密談が?大人の街の面目躍如だね。