Archive for 1月, 2008

ハッピィバースディ!

金曜日, 1月 25th, 2008

その日は朝から雪。夕食は家族と晩餐の予定だったけど、忙しかったし、寒そうだったので、昼はアトリエ備蓄のカップ麺でしょぼくすませ、小腹が減ったなあと思う夕暮れのこと。「ちょっといいですか?」と声を掛けられて、部屋から出たら真っ暗な中「ハッピィバースディ?」と歌声が!びっくり!不意打ちだったわ。うれしい!ろうそくの灯り、思い切り吹いて、ケーキの粉散らばしちゃいました。夜は月もきれいで、年ひとつ取っちゃったけどやっぱり誕生日っていいね。
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二十六巻読みきったー

月曜日, 1月 21st, 2008

ご存知ですか?アンジェリク。S・Aゴロン作の小説で17世紀、ルイ14世のフランスを舞台に、パリの裏町で乞食と共に暮らしたかと思えば、ベルサイユで綺羅を飾り、果ては地中海海賊の奴隷となり、モロッコの王宮から砂漠への逃亡。そしてインディアン華やかなりし、新生アメリカへ渡って、新天地を築く世にも美しいアンジェリクの物語。26巻という長編の中の長編です。
長編好みの私にとってもこれほどの長編はめったにない。表紙がいかにもベルサイユなのはいただけないけれど、訳者が井上一夫です。87分署の井上一夫。訳者っていうのは、私、信用しているの。仕事とはいえ、趣味の合う本を訳しているでしょうからね。思い切って読んでみた所、これが面白いのなんの。いや、この二ヶ月ばかり、ホント楽しませていただきました。電車でどこかに行くのだって、この本があればどんとこい。ま、荒唐無稽の話ではあるけど、アンジェリクが強いのよね、精神が。出てくる男もいい。時代背景も面白い。でもなんたって長いから、妹なんか図書館で借りるのがいやで、オークションで買ったのに途中で挫折したみたい。私は飽きなかったけどなー。終わっちゃって残念!
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うれしい!

火曜日, 1月 15th, 2008

ひと仕事かたづいたー!ばんざい!
「ダヤン256のだいへんしん」と「ダヤンから256のおめでとう」最後の絵を描き上げると同時にデザインダミーが上がってきました。今はどんどんデータで送れるから、こうして、スタスタものごとがすすむのねー。進歩っていうのは慌しいばかりじゃないね。いいこともあるね。今度のはとっても変わった絵本。まだぴったりと合わないところもあるけど、めくって、めくって、どんどん絵もお話も変わっていく愉快な本だよ!2月20日で「ダヤンのおいしい夢」から20年。復刻と同時出版を目指してて、てっきり間に合わないと思ったけど、間に合ったー。うん、こうしてひとつづつ、目の前の仕事を片付けていくんだ。そうすれば出来ないことはないんだ。熱烈にね。淡々とね。さあ、次の仕事へゴー!
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初仕事はキコリ

月曜日, 1月 7th, 2008

あけましておめでとうございます!今年もいいこといっぱいありますように。
蓼科に諏訪の友だちがやってきて、正月早々きこり仕事で年が明けました。「蓼科に桜を」というプロジェクトで、カラマツを切り始めたのですが、てっぺんが枯れかけたのやら、あまりに密集している所やら「これはもう切らないとだめずら」とだめを出されたカラマツがどんどん切リ倒されていきます。御柱で慣れたその仕事振りはあざやかで、遠くの木へとロープを張って、滑車を使い、倒したい方角へ木を倒していきます。とにかくカラマツは背が高い。はるか梢を揺るがし、周囲の木々にもたれかかり、ついにドッシーンと倒れていくのはかなりの迫力です。私もなたで枝をはらったり、木を運んだり。それにしても外仕事というのは気持ちのいいものです。私がその場描きスケッチにこだわるのも、得意な分野の外仕事だからかも。
今日からアトリエで内仕事の始まりです。12日からは恵比寿のギャラリーで版画展が始まります。どうぞお立ちよりください。
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