Archive for 10月, 2009

香港のダヤンたち

金曜日, 10月 30th, 2009

またまた行ってきました。香港へ。
今回のメインはキャラクターチェックのためなので、
香港に着くなり中国へ。
ちょうど香港ではお盆にあたる休日だったので、
イミグレーションは大混雑。
往復は大変だったけど、ダヤンとタシルの仲間たちは
とてもいい感じで出来つつあって、ほっ。
ざっと色がついて、目はないけれど、形はOK。
前から横から後ろから、途中で何度もメールで写真が送られてきて
そのつど直したものを送り返し・・という作業の繰り返しで
かなり完成に近い形になっています。
もしひと昔前だったら、こうはいかないね。
そして20体くらいのキャラクターに次々と目を入れていきます
やっぱり目が一番むずかしい。
見て!ダヤン一号、かわいいでしょ。
後ろに並んでいるのはマープルマフに雪狼
dayan3JPG.jpg
これはダヤン二号っていうか、改良型なので
こちらがメインになります。
違いが分かるかな?毛並みが深いの。
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イワンだよ。
でかさがよく分かるでしょ。
テーマは『月に聞かせる音楽会』なので
みんな正装で決めてます。
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ボーンの頬はワインでほんのり。
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香港に戻ったら、オープニングイベントの打ち合わせ。
オープニングにはなんと『天使の猫』と呼ばれる生猫が登場!
私ともうお二方がそれぞれダヤンみたいな子猫を抱いて、
その肉球がスイッチを押すと、
8メートルの高さのメリーゴーランドが回り出し、
音楽がなって、光がきらめく
という仕掛け。
いかにも光の都、香港ならではの派手さです。
そのうちホームページでも全スケジュールをお知らせしますね。
香港ランガムプレイスの『わちふぃーるどクリスマスイベント』
どうぞお出かけあれ!

ハロウィーンパーティとジャズフェスティバル

金曜日, 10月 23rd, 2009

ちょっと耳寄りな話だよ。
来週の土曜日、ちょうどハロウィーンの31日
木ノ花美術館ですてきなパーティが開かれる。
合言葉は「トリック オア トリート!」
美術館のいろんなところに隠れてる三人の魔女を見つけたら
大きな声で叫んでみよう。
きっといいものがもらえるよ。
そして同時にこの日から
河口湖ジャズフェスティバルも始まって
昼間の会場はなんと木ノ花美術館
テラスでウッドデッキで、何組ものプロが
演奏するジャズを聞きながら、
おいしいデザートを食べながら
すばらしいひと時を過ごそうよ。
あんまり楽しそうなので
私も行きたくなっちゃって
一時半からサイン会も開催します。
おりしも、紅葉の美しいとき
美術館に行くにはいい季節
そして せっかくのハロウィーン
みんな仮装できめてきて
なあに、仮装っていったって
帽子だけでもOKよ。
くわしくは木ノ花美術館ホームページをごらんあれ。
魔女と一緒にお待ちしてます。
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香港メディアツアー

木曜日, 10月 15th, 2009

先週の台風すごかったねー。
嵐の中、メディアツアーで香港から大勢のお客様が来日。
人気の旅雑誌に新聞社、総勢11人。
ランガムプレイスでのイベントに備えて、
わちふぃーるどを徹底取材です。
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すっかり晴れた木ノ花美術館ではダヤンもサプライズ出動。
美人と一緒で照れちゃうね。
ダヤンは雑誌の表紙を飾ります。
次の日は新宿ラビリンスへ
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新宿ラビのカフェではファンの方にもインタビュー。
こういう形は初めてなので、横で聞いていて
すごくうれしかった。
自分でしゃべるより、ずっといいね。
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その後、メディアツアーは自由が丘とラシカにも。
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モデルさんが二人も来たんだよ。
やっぱりポーズも決まってる。
ランガムプレイス、イベントのオープンは11月17日に決定

童美連展やってます

月曜日, 10月 5th, 2009

今、童美連の展覧会がミツムラ・アート・プラザで開かれています。
ボルネオの事件があったりして、
お知らせが遅くなったけど、28日から今週9日の金曜までの開催で
テーマは『すきときらい』
私は昔描いた『ウィリーといとことたち』を出品しています。
くわしくはhttp://www.dobiren.org/
で見てね。
童美連、長い名前は日本児童出版美術家連盟。
ずいぶん前、絵本のワークショップをやったとき、
きたやまようこさんに誘われて入ったの。
最初は絵本の団体だと思ったけど、
児童向け出版物に携わる人たちが
著作権のことなど考えていくプロ集団だった。
誰もが並列な立場がいさぎいいわ。
今出版界も大変で、この夏には私のスケッチ紀行や
技法の本を出していてくれたMPCも倒産してしまいました。
初めて「色鉛筆の絵本」の企画を持ってきてくれたときは
机の上にたくさんの色鉛筆を山積みにされ、
くらくらするほどうれしかったものです。
それからずっと、一緒にいろいろ考えて、本を作ってきたのに
とても残念。
中でも紀行のシリーズは生涯のテーマなので、
なんとか続けていきたいな。
どの業種もそうだけど、出版社も著者も大変な時代に突入です。
がんばっていい仕事をしていかないとね!
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