大井川鉄道の動輪焼き

この間ツーリングで大井川鉄道に乗りに行った。

20数台のサイドカーが新金谷の駅でパッセンジャーを降ろし、汽車と同じく千頭駅をめざして走り出す。

新金谷から出発したSLは家山の駅を過ぎた辺りで473号と併走する。

SLに乗った私たちは窓から身を乗り出し、サイドカーが見えてくるとちぎれんばかりに手を振るのだ。

色づく秋、勇壮に煙を吐いて走るSLとサイドカー。

どっちも勇ましいが時代遅れの乗り物というところがユーモラスでペーソスを誘う。

汽車の中では車掌さんがハモニカを吹いてくれる。

前に乗ったときは小さなおばあさんだったけど、今回はおじいさんだった。

車内販売もやってくるけど、お使いにいくような買い物籠にいれてくるので、ビールやおつまみはすぐなくなっちゃう。

車内限定販売の動輪焼きを買ってみた。

帰って早速あけてみて、あんこの量にびっくり。

ちょっと重いので、ひとつづつ食べるのがやっとだった。

その週に森の写真絵本の打ち合わせがあって、久しぶりに会う写真家の横塚さんや新しい出版社の編集者との話も弾み、

企画もとんとん拍子に進んだけれど、次の約束があってお昼を食べる時間がない。

みんなのお腹がグウグウなりだしたところで動輪焼きの出番だった。

みんなで切って少しづつ、くどくない甘さがほっこりと、お腹もおさまり、いい企画の原動力になってくれたかな。

ますます秋も色づいていい季節。

大井川鉄道はおすすめだよ!

 

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